バイキングスの時間だ!!

ミネソタ・バイキングスを応援していく記録のブログ。オフシーズン中は過去試合のレビューをしています。

2020WEEK1 GB@MIN

 と、いうわけで2020シーズンが開幕しました。

 しばらくぶりにブログを書いていきたいと思っています。

 しかし、あまり開幕の実感がないですね……。なんか夢のような。ディフェンス崩壊も夢だったらよかったんですが。

 

WEEK1 GB 43 - MIN 34

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総評

 双方、ディフェンス崩壊のバカ試合でした。それくらいしかいうことがない……。

 クックやシーレンらオフェンスの定番メンバーは冴えていましたが、ともかく相手のオフェンスを止められる気がしない。ハンター不在にせよ、ちょっと心配すぎます。

 特にCB、何をどうしたらそうなってしまうのかと言うほど後方が空いている上に、相手のパスプロが持ちすぎでした。

 ちょっとマジで厳しいぞ……。

QB

 わたしには珍しく、負け試合でカズンズを責める気になりませんね……。

 ちょっとあのパスプロはひどい。ランはそれなりに機能していると思うのですが、カズンズが計34ヤード走ってるし。なんじゃそりゃ。

 冴えたパスは見られたので、あとはこういうタフな試合にも競り勝てるクラッチネスがもっとほしいところですね。

ラン

 クックは安定。今季はぜひケガなしで乗り切って1500を目指しましょう。

 マシソン・ハムもいい動きを見せてくれた。ハムのブロックの上手さは地味に注目すべき点ですね。あまり不安なし。

パス

 ディグズが移籍した今、パスのほとんどがシーレンに飛んでいる印象すら。さすがの貫禄で2TDを記録。

 レシーバー陣にもあまり不安ないかなあ。ジェファーソンはもっとがんばれ。

 シャープやスミスJr.にもわたしは期待しています。

OL

 パスプロが濡れた障子紙。エルフレインやブラッドベリ、オニールあたりがふんばってくれんと……。

DL

 どうしようもない……。というよりは、明確に良くない。

 サックは全体通して0。いかんでしょう。GBのOLも完成度は高いようには見えなかったんだがなあ。あれだけパスプロが持つっていうのは……。

DB

 ケンドリックスがひとり怪気炎。バーさんがイマイチに見えたのもしんどいな……。

 CBはヒューズだめだめ!!! グラドニーっていた?

スペシャルチーム

 特にいうことなし。

 

他試合

TB@NO

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 ブレイディ移籍のTB。しかしNOのキッチリした試合運びに力負けかな。

 NOのディフェンス陣のクオリティを見るとため息が出ますね……。カマラも安定。

 

IND@JAX

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 来週の相手IND。QBリバースはまだアジャストできてなさそうなので、つけいるとしたらそこかな。

 Dもそこまでいいわけではないかも。ともかくうちのディフェンス崩壊をなんとかするのが前提ですが。

 

CHI@DET

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 ADさいこうや!!!!

 しかしN北ぜんぶこんなんかい。どうなってしまうんだ。

"HISTORY OF THE MINNESOTA VIKINGS"を観る(その3)


kavanaka.hatenablog.com

 

"HISTORY OF THE MINNESOTA VIKINGS"ディスク1レビュー、その3です。バイキングス近代史を振り返っていきましょう。
 
さあ超大型WRランディ・モスが覚醒したVIKES、99年ドラフト全体11位で指名したのがダンテ・カルペッパー(QB,1977-)。
モバイル型で強肩、クリス・カーター、ランディ・モスと組んでTDを量産していきます。
 
2001年8月、キャンプトレーニング中にプロボウラーでもあるコリー・ストリンガー(OT,1974-2001)が熱中症で死亡。
ストリンガーの77番は永久欠番となり、NFL全体の熱中症対策のプログラムも大きく前進させることとなりました。
2001年は最終的に5勝11敗となり、デニス・グリーンはHCの座を追われることになります。グリーンはその後、2004年から3シーズンARIのHCを務め、2016年死去、2018年にバイキングスのリング・オブ・オナー入り。
時代が大きく動いた時代に数々のタレントを見出し、育て上げた伯楽だったと言えましょう。
 
代わって2001シーズンのラストから指揮を取るのはマイク・タイス(1959-)。なんか映像を見る限り、神経質でキレやすそうな人だなーって感じ。
ちなみに2002年から今の4チームでNFC北地区ということになっています。
カルペッパーとモスはコンビで大活躍しますが、タイスHC在任中はすべて地区2位。モスがロングパスを取ってタックルされながらバックパスでTDにつなげた名プレイも2003年に生まれてますね。
 
カルペッパーがプレイオフに出たのは2000年と2004年だけ。ついにスーパーボウルには手がかかりませんでした。行けるとしたら、2000年にNFC北地区がチャンピオンシップでジャイアンに敗れたときだったでしょうか。クリス・カーターとランディ・モスという二大WRを抱えていた時期……。
カルペッパーがミネソタから姿を消したのと時を同じくして、タイスHC時代も終わりを告げます。
 
2005年にチームは現オーナーのジグムント・ウィルフ氏(1950-)に売却され、ウィルフ氏は新HCブラッド・チルドレス(1956-)を指名。
OL陣容としてはシーホークスからティーブ・ハッチンソン(G,1977-)を獲得、ブライアント・マッキニー(T,1979-)と強力な攻撃の起点となりました。
 
そしてついに2007年。ドラフト全体7位、不世出のRB、エイドリアン・ピーターソン(1985-)を獲得。
ADについては何をか語らん、という感じですが、まあ、偉大です。もちろんこのDVDにもインタビューが収録されています。
 
ピーターソン「いつもボールに触れるときは、エンドゾーンに入ることしか考えていない。負けるのが嫌いだからね」
 
この頃のディフェンスの華は2013年ドラフト全体12位獲得のケビン・ウィリアムズ(DT,1980-)とチーフスから来たジャレッド・アレン(DE,1982-)。いずれもサックを連発し、ファンから愛された選手でした。
2008WEEK13のベアーズ戦、自陣ラスト1ヤード。1st&Goalから4連続で止め、その次のプレイで99ヤードTDを決めた映像が収録されています。なんちゅう気持ちいいプレイじゃ。イッちゃう。
 
2009年、バイキングスはブレット・ファーブ(QB,1969-)と契約。ともあれ、2009年に地区トップを獲ったのはえらいことです。でもカンファレンスがOTまでもつれてセインツに敗退。ほんとPSのNO戦は因縁ですね……。
 
というわけで、2010年に出たDVDなので歴史はここまで。
DISK1は全編にわたってバイキングスの歴史を追っていくものでした。数々の名選手が時代を彩ってきました。
いよいよ、スーパーボウル取るまでは死ねないという思いが強くなりますね。
 
DISK2では69年や98年のアメリカズ・ゲームが収録されているのでまだまだ観ていきますよ〜

"HISTORY OF THE MINNESOTA VIKINGS"を観る(その2)

 kavanaka.hatenablog.com

 

さて、バイキングスの歴史を振り返る"HISTORY OF THE MINNESOTA VIKINGS"ディスク1の続きを見ていきます。
 
77年。RBリッキー・ヤング(1953-)が加入してRBタンデム体制に。
ドラフトではトミー・クラマー(QB,1955-)を全体27位で獲得、ターケントンの後釜となる。
 
80年12月14日、ブラウンズをホームで迎え撃ったバイキングスは、ラスト5秒敵陣46ヤードからクラマーの劇的ヘイルメアリーパスで勝利し、プレイオフ出場を決めた。元祖ミネアポリス・ミラクルかな。(と思ったら当時のメトロポリタン・スタジアムはブルーミントンにあったそうなので、ブルーミントン・ミラクルですね)
が、ディビジョナルでイーグルスに16-31で負け、イーグルススーパーボウルに出たと。(うッ記憶が)
 
82年にスタジアムはミネアポリスメトロドームになりました。ドーム球場なので、雪に悩まされずに済むようになりました(フラグ)。新しいドームでプレイオフに進出。ファルコンズを降しましたがチャンピオンシップでレッドスキンズに敗退。これがバド・グラントがプレイオフで戦った最後の由。
 
84年、バド・グラントが引退。レス・シュテッケル(1946-)が指揮を取り、3勝13敗というシーズンに(レギュラーシーズン16試合制下でチーム史上ワーストタイ。ちな2011)。
んで85年、バド・グラント復帰。シーズン1戦目が前年SB獲ったモンタナ率いる49ersで、勝利。シーズンは7勝9敗で終わり、今度こそ本当にバド・グラント時代が終わります。
18シーズン。偉大な指導者でした。
 
86シーズンから采配を取ったのはジェリー・バーンズ(1927-)。アイオワ大HCを経ての抜擢でした。在任は91シーズンまで。トミー・クラマーも脂が乗っておりリーグ1位のパサー・レーティングをマークしたり。このころSBとったベアーズを蹴散らしたり。
 
87シーズンはプレイオフへ。ワイルドカードセインツ戦。なんか見たことありますね。44-10で勝利。
ディビジョナルで49ersを降して、チャンピオンシップでレッドスキンズに敗退。この時期のナイナーズに勝ってるんですね。
ディフェンスにもクリス・ドールマン(DE,1961-2020)などのスター選手が輩出。ディフェンスに定評があるバイキングスの伝統ですね。
 
90年代に入り、ジェリー・バーンズがHCを勇退。シーズン52勝43敗、PS3勝3敗でした。
92シーズンから指揮を取ったのはデニス・グリーン(1949-2016)。2001年まで10シーズンの政権となります。
この間、1位を取ったり4位を取ったりしてますが(この時期はバッカニアーズもいて地区5チーム)、10シーズン中8シーズンプレイオフに出てるんですね(1-5だけど)。中興の祖と言ってもいいかもしれません。ゲータレード・シャワーはいつ見ても寒そう(暑い時季にはやらんしね)。
ちなみにこの頃、GBにブレット・ファーブ(QB,1969-)が入っています(布石)。
 
94年、QBウォーレン・ムーン(1956-)がオイラーズから加入。どうも、ベテラン加入で成功するジンクスがあるんでしょうか。もうレジェンドともなっているクリス・カーター(WR,1965-)と組んでTDを量産。
 
98年ドラフト21位指名、いよいよランディ・モス(1977-)の登場です。クリス・カーターがその指導にあたったことが語られます。
 
クリス・カーター「少しワークアウトをやったあとに、デニス・グリーンを呼んで言ったよ。彼は私が今まで見たことがないような、信じがたい運動能力を持っていると」
 
結局98シーズンはQBランドル・カニンガム(QB,1963-)がランディ・モスとクリス・カーターにパスを投げまくり、15勝1敗、シーズン得点556点(試合数で割ると平均34.75点)。あまりに恐ろしいオフェンスです。
レイオフはディビジョナルでカーディナルスにOTで負け。
 
ランディ・モスが準備万端整ったところで、いよいよあのQBが登場します。
といったところで、今回はここまで。

"HISTORY OF THE MINNESOTA VIKINGS"を観る(その1)

大変ご無沙汰していた本ブログでした。

前の記事を見ると2年前ですね。今はまた転職して別の職場に居るのでメンタルも回復しました。

コロナ禍の中、大変ですが、NFLはどうなるんでしょうね。

やることがないので観戦ブログを2011の続きからやるべいかと思ったら、ゲーパスで2012年からしか観られなくなってました。なんと。

マクナブ君はいったいどうなったんでしょうか。まあ調べれば分かるんですが……。

 

というわけで、次は栄光の2012シーズンを観ていこうと思ったんですが、その前に肩慣らしとして、以前買って観ていなかったDVDを観ていこうかなと。これです。

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キラキラしたパッケージと、NFL公認ステッカー

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2枚組です

アメリカのAmazonで買いました。

https://www.amazon.com/dp/B003M8NGPS/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_RJzSEbSATRB9T

わたしが買ったときは14ドルくらいでしたね。

内容としては、選手や関係者へのインタビューと資料映像でバイキングスの歴史を振り返っていくというものですね。出たのは2010年。
 
当然、すべて英語なので自分のリスニング力でなんとか食らいついていくしかありません。
とはいえ、英語字幕も出せるので、割と理解はできます。わたしは音より字のが脳に入るのが速いので。
白黒のいろいろな映像があるのでキャプチャ画像など載っければ親切なんですが、NFLの法務が怖いのでやめときます。
 
まずインタビューに答えるのはファンブルリカバーの名人ジム・マーシャル(DE,1937-)やトニー・メイソン(HB,1939-2015)。草創期の名選手ですね。
そして言わずとしれたフラン・ターケントン(QB,1940-)も、もちろんインタビュー映像に登場。当時人気のあったベアーズに大勝するという活躍。
 
しかし、当たり前のことなんですが、昔の映像を見てもいまと同じようにフットボールをやってるんですねえ。
すばらしいランやキャッチは変わらないものです。ターケントン、めっちゃモバイル型ですね。今よりもパスラッシュが確立されてなかったのかな。ルールかも。そこは知らん。
 
1964年のシーズンから映像がカラーに。ジム・マーシャルがファンブルカバーしてゲットしたボールを自陣の方に持っていってアナウンサーに"He's going wrong way!!"と言われている珍プレーがウケます。
65年シーズン終盤、ロンバルディ率いるパッカーズにオフィシャルの裁定のせいで勝っていたはずの試合を負けてたり。
 
67シーズンからはジョー・カップ(QB,1938-)がカナダのリーグから加入。バド・グラント(1927-)HC時代(67-83,85)が開幕します(長期政権ですね)。68年のプレイオフはコルツと雨の土グラウンドでひでえ汚れになりながら負けてます。今はどこも人工芝なのかな。
69年、プレイオフでブラウンズを降して第4回スーパーボウルに出場。相手はチーフス。7-23という大敗。ジョー・カップ時代が終わりました。
 
70年、いよいよパープル・ピープル・イーターズが覚醒。アラン・ペイジ(DT,1945-)は71年、DLとして初めてシーズンMVPに選ばれたそうな。しかしプレイオフで勝てない時代が長いな。
72年、ターケントン復帰。GBに負けてタイトルならず。
73年、チャック・フォアマン(RB,1950-)を1巡目12位で獲得。NFCチャンピオンシップを対カウボーイズで勝利。第8回スーパーボウルドルフィンズに7-24で負け(バイキングスはどうしてこんなに大舞台でボロ負けするのか?)。
 
このころのプレイ、わりとラテラルパス・バックパスが見られますね。最近の試合じゃめったに見ませんが。
 
74年、NFCチャンピオンシップをラムズ相手に勝利。第8回スーパーボウルは6ー16でスティーラーズに負け(一桁得点だよまた)。
75年、フォアマンが1000ヤード走る。レギュラーシーズンでは2桁勝てるんですがね。ディビジョナルでカウボーイズに負け。
76年、NFCチャンピオンシップ。ラムズの先日コロナで亡くなったKトム・デンプシーのキックをうまくブロックしてタッチダウンしたりして勝利(なかなか感動する映像です。R.I.P.)。第11回スーパーボウルは対レイダース。14-32で負け。
 
バイキングスの偉大な時代でした。8シーズンで4回スーパーボウルに出ている。
バド・グラント、ジム・マーシャル、フラン・ターケントン、そしてパープル・ピープル・イーターズ。
彼らのすばらしさがよくわかりましたね。
 
長くなってきたので続きはまた。

 

2011WEEK8 MIN@CAR

 新年度となりました。

 わたしは新職場リアルに疲労困憊してます。まさかここまで環境ストレスに自分が弱いとは。

 

 さて2011年シーズンもここまで見てきまして、折り返しも見えてきた第8週。

 あまりにもキビシいシーズンとなってしまいましたが、まだ見ていきましょうね。

 というわけで、バイキングスはアウェイ・カロライナパンサーズと一戦。

 

 試合開始早々、リターンでシェレルスが敵陣30ヤードまで持って行く!

 いやほんと、頼りになるリターナーです。第1週目のリターンTDも髣髴としますね。

 

 ところで、NFLではキックオフを廃止するような議論も出ているそうですね。

 キックオフというのもみんなが一斉にボールに向かって走る、フットボールの見所の一つですが、全力疾走する人間同士がカチあうわけで、ケガがおおいのはもちろん問題なので……。

 かといって、一律で自陣20ヤードからとかっていうのも、あまりに味気ない気がしますね。ライン際の攻防なども見られなくなるのは寂しい。

 うまいこと、落としどころを探ってほしいものです。

 

 さて試合に戻りましょう。

 バイキングスのQBは引き続きの字。あぶなっかしいラテラルパススクランブル。やめてくれー。

 で、ロングウェルがさくっとFG失敗。

 もう!!

 

 パンサーズのQBはこの年のドラフト全体1位ことキャム・ニュートン

 この人はこのあとも勝ちまくっていまだにフランチャイズQBを張ってます。当たり1位ですね。

 ここまで2勝5敗。……バイキングスとたいして変わらんやんけ。

 しかし考えてみると、15シーズンなんかスーパーボウル行ってるんですからね。すごいですね。

 

 話があっちゃこっちゃ行きますが、さてそのニュートン率いるパンサーズ・オフェンス陣の攻撃。

 が、ヘンダーソンがあっさりサック。ポロったボールをアレンが保持。

 ターンオーバーと相成りました。うーん、このDLさいこうや!(a.k.a.千目多移嘆

 それをハーヴィンが10ヤードほど走ってTD。キックも成功!

 まあ、入りはいいんですよね。(しつこい)

 

 からのキックオフでもパンサーズのリターナーがタックルされてポロリ。

 パンサーズ、ファンブル多いな……。でもこれは味方がカバーしてなんとかセーフ。自陣19ヤードからのスタートになりました。

 ……ちょっとニュートンのスタッツが出たんですが、ここまで7戦でパス2100ヤードちょい稼いでるの?

 新人にあるまじきスコアですね。っていうかそれでどうしてこういう勝ち負けがつくのさ。

 

 うちのディフェンス陣も奮闘します。アレンはバンザイジャンプでパスをはじくなど奮闘。いやほんとアレンさいこうや……。

 

 関係ないですが、サードダウンを示すときにオフィシャルが日本で言う「¥」マーク作るのちょっと面白いですね。中指・薬指・小指で3ってことなんでしょうけど。

 試合はパントの蹴り合いになってきました。それにしてもやっぱニュートンうまいですね。落ち着いているし、判断が速い。

 

 第2クオーター初めにニュートンのギリギリパスをWRスミスが倒れ込みながらキャッチ。タッチダウンとなりました。

 と思いきや、スコアリングレビューで物言いが付いて残り1ヤードの1st&Goalに。

 こういうとこが勝負の綾となるんですわね。

 

 しかし我らがバイキングスはライン際1ヤードのラッシュに対する鉄壁には定評がありますわね。(パスはアッサリ通されますが)

 というわけで2ndでパスTD。

 

 その裏、良い感じで進むも、レッドゾーンでパスをもらったハーヴィンがタックルされ倒れる途中でボールを奪われ、ターンオーバー。うーん。

 フレイジャーさんがチャレンジ。覆らず。

 

 といわけでパンサーズ5ヤードくらいからずんずん進まれて第2クオーターのこり1分ちょいで40ヤード。そこでアレンがサック! ポロリをグリーンウェイが確保、ターンオーバー!!!

 ほんとアレンさいこうや……(しつこい)

 ピーターソンが駆け込んでTD。14-14。そのまま前半終了。

 

 後半、ラッシュラッシュでもっていかれ14-21。

 その裏、パスを手渡されたピーターソンがポロリ! おまい!!!!

 なんとか自分で確保。

 

 ピーターソンがガンガン進んでいって、さいごはつかまれながらTD!!

 やっぱり頼りになるぜ!!(テノヒラクルー)

 

  パントの蹴り合いからFGを決めて24-21。

 第4クオーター残り28秒、31ヤードのキックを相手が外す

 わあ!

 ラッキーだけども!(これはなにかのフラグが立ったの?) 

 落ち込むキッカー。

 

 ともあれ、今シーズン2勝目

 2勝6敗!

 9週目のバイウィークを挟んで、10週目は再びグリーンベイ・パッカーズ戦!

 雪辱なるか!?

 

 ……とかなんとか前回更新から1か月弱。

 途中でツイッターのバイキングスでつながった方と飲みに行ったりしてましたが、わたしもばたばたしておりまして。

 気づいたら、なんかゲームパス、2009年のゲームから観られる!?

 いやうれしいけども!!!

 

 とりあえず2011を観ていきますけどね!

 2018ドラフトも間近。楽しみですネ!!!!!!!

2011WEEK7 GB@MIN

 とうとうミネソタカズンズがやってくることになりました。

 大型契約ですね。果たして、新OCのもと、いったいどんなバイキングス・オフェンスが展開されるのでしょうね。

 別にこのブログをご覧になっている方には関係ないですが、わたしもキーナムブラフォテディとおなじで転職することになりました。(彼らはどっちかというと異動か?)

 3月いっぱいまで現業残務処理でヒーヒー言ってる予定です。

 4月はドラフトもありますし、楽しみですネ。

 

 というわけで2011年に返りまして7週目。前週ベアーズにやられて1勝5敗というたいへんしんどい状況に陥ってしまったバイキングス。今週はNFC北地区・因縁のライバルことグリーンベイ・パッカーズミネアポリスで迎え撃ちます。

 パッカーズのQBはおなじみアーロン・ロジャース。11シーズンは7シーズン目、先発としては3シーズン目のようです。充実ぶりをムンムンにまき散らしていますね。

 

 一方、バイキングスの先発はポンダーになりました。ま、マクナブのあの調子を見ていたら仕方ないですね。

 ドラフト1巡目の実力を見せてほしいものです。

 と思ったら、リターンの後さいしょのプレイでポーンとロングパスを投げてジェンキンスがそのままTD! 72ヤードのビッグプレイ!

 と思いきやタッチダウンは認められず。でものこり2ヤードになって、すぐ後のプレイでシアンコがこんどはしっかりTD。キックも決まります。

 まあ、ここで生半なファンは大喜びというところですが、わたしは11シーズンのバイキングスをもう6試合見てきたので、まあ試合の入りはいいよねという冷静な気持ちで見ています。

 まだポンダーくんの実力はわかりませんぞ。

 

 その裏、安定したロジャースのプレイが光り、5分強使ってTDを返される。

 あーやっぱロジャース、すげえなあ。なんて冷静かつパス成功率高いんだ。

 

 ポンダー、まあ悪くなくは見えます。でもCとの息がいまいち合ってない気もしますね。

 そしてスクランブルで走る走る。プレシーズンでもそうだったけど、きみ走りすぎ!

 ひょろっとしたパスがインターセプトされるんじゃないかとヒヤヒヤさせる一方、自分で走るときはやけに安定します。なんなんだよ!!

 

 とはいえ、守備も崩壊することなく、17-13で前半を折り返します。

 ……どうもこの、前半17点っていうのが、なにかの分水嶺のような気がしてならんのですよ。いや、TD2本とFG1本きめればそうなるんだから、ありふれてるっちゃあありふれてる点数なんですけどね……。

 どうも嫌な予感がする。

 

 さて第3クオーター序盤。5分で2回の被タッチダウン。なんなんだよ!!!

 1つはCBが大ポカ。敵WRジェニングスが完全フリーになってて、冒頭のお返しのように79ヤードTD。あほか!!!!

 もう1つはそれで動揺したのか、ディフェンスが崩れてきてばたばたと進まれ、ショートパスで被TD。17-27

 

 こちらも点数を取りたいところですが、なかなか進めません。これはディフェンスが良い仕事をしていると言うよりは、オフェンスが攻めあぐねている印象。

 しかしこのへんでピーターソンが奮起。距離を稼ぎます。このシーズンの彼は、ともかく1試合で1度は見せ場を作ってくれますね。やっぱり計算できるRBは必要です。

 その次のプレイで、ポンダーがインターセプト

 おい!!!!!

 ひょろっとしたパスを安易に前に投げるから!!!

 

 とかなんとか言ってるあいだに、ばたばたとレッドゾーンへ突っ込まれてきますが、ここはディフェンスが奮闘。シェレルスがサック! なんとかキックに抑えます。17-30。

 さて、TD2つでひっくり返せる点差、なんとか決めたいところ。

 で、次の攻撃でポンダーがまたインターセプト

 

 ポの字!!!!!!!

 

 なんていうか、ポンダーが「ロングパスの精度が安定しないキーナム」に見えてきました。(それっていいところないのでは)

 第4クオーター突入します。

 やっとオフェンス陣も火が付いてきたのか、粘り強く進み、またジェンキンスにパスがわたってTD。

 こういう時間に決めると、リードしている方にもプレッシャーを与えられて良いですね。

 

 で、まあ結局一歩及ばず27-33で負け。

 1勝6敗と負けを増やしましたが、しかしいいところも見られました。

 ともかく前週の試合がヒドすぎたっていうのもあるんですが、ピーターソンは175ヤード走ったし、ジャレッド・アレンは2個もサックきめました。

 

 ポの字は、まだなんとも言えません(なんといってもルーキーですし)。インターセプトは論外ですが、まあそれは経験の部分も大きいでしょう。

 ともあれ、しっかり戦うことはできていたわけです。勝ってもおかしくなかった。

 とはいえまだまだ力不足だというのは明白だし、もうはっきり言ってレイオフは無理筋ってもんでしょう。

 対してパッカーズはやはり安定していたと言っていいでしょう。

 

 さて、次週はカロライナ・パンサーズ戦。N南の強豪ですね。17シーズンも苦杯を喫しましたね。

 どうなるでしょう。また来週。

2018シーズンQBの件(2018/3/3所感)

 さて、ミネキチの皆様におかれましては、来季QBの行方についてどうなるかハラハラと見守っておられることと思います。

「現在もサム、テディ、ケイスの3人に関するプロセスは進行中であり、彼らがどのような状況であるかを正確に判断している。2年前のテディはすばらしいパフォーマンスを見せてくれた。彼にはさらなる成長が期待できると考えていたが、膝の大ケガがあったため、ここ2年間で彼が実際に動いているシーンを見たことはほとんどない。そこが彼に対する疑問点となっている」(ジマー)

nfljapan.com

 

 HCジマーさんにとっても、もちろんGMやOCデフィリッポ師、QBCにとっても大きな問題であることは間違いありませんね。

 

 このブログを読んでいる方ならご承知かと思いますが、わたしは17シーズンから本格的に見始めたので、どうしてもキーナム推しなんですね。

 彼のロングパスがシーレンディグズライトにつながって、ルドルフがサポートしつつマッキノンマレイが突き抜ける、というイメージが非常に強い。これが爆発したときの17バイキングスは手がつけられませんでしたよ。

 

 とはいえ、ドラ1でここまで大切に育ててきたブリッジウォーターをかんたんに放出するわけにはいかないでしょうね。

 生え抜きフランチャイズQBというのはチームの顔、精神的支柱ですし。それはチームメイトにとっても、上層部にとっても、ファンにとっても。

 N北にはロジャーズスタッフォードという素晴らしいフランチャイズQBがいますし、トゥルビスキーも大成するでしょう。バイキングスにもそういう存在がいるに越したことはない。

 

 わたしもこれから過去試合をレビューしていく中でテディの試合を見たらファンになるでしょうね。

 じっさいブリッジウォーターさえケガしなければ、もうちっと状況は善かったでしょう。とはいえ代役ブラッドフォードもいい仕事をしましたね。

 

 

 しっかり結果を残しているわけです。だとしても、現状キーナムよりもブラッドフォードがいい、ということはないでしょう。

 

 第四の選択肢が問題のカズンズですね。

 これは難しい問題だと思います。レッドスキンズ生え抜きのカズですが、バイキングスで第二のファーヴになれるか。可能性はあると思いますが、ちょっと値段が高いのが気になる。

 でも、もしバイキングス上層部がカズを選ぶとしたら、もう心中覚悟でしょう。

 ドラフトの順位もよくないところです。しかし、このQB選択ははっきり言ってギャンブルですね。どっちに転んでも悪くなる可能性もあるし、よくなるかもしれない。

 歴史がそれを証明することでしょう。

 

 まあ、なんにせよわたしは応援するだけです。(でもキーナムならうれしい)

 とりあえずカズンズが来たときのために、カズダンスを練習しておきましょうね。