2011WEEK3 DET@MIN
さて第3週は同地区NFC北のライバルことデトロイト・ライオンズをホームに迎えます。
1週目はバッカニアーズに27-20、2週目はチーフスになんと48-3で勝ち、ここまで2連勝しているライオンズ。
どうも開幕2連敗の我らがバイキングスは分が悪い気がしてならない。
ライオンズQBはスタッフォード。2017年シーズンでもまだ正QBを張って譲らないデトロイトの顔です。2009年ドラフトで全体1位だったんですね。これが3シーズン目。
対してベテランQB・マクナブはどう戦うか。
試合開始前に情報が出ますが、なんとライオンズは直近バイキングス戦13連敗の由。
まじか!? 最後に勝ったの97年12月とか。どんだけ相性悪かったのか。
オフェンスでは相変わらずピーターソンが奮闘。ゲルハルトとタッグで距離を稼ぎます。
しかしパスはまた不振。どうもプレッシャーをOLが撥ね除けられない。マクナブとしてもうまく投げられず、惜しくも取れないパスが多く、サックも食らう。
これについては、バイキングスのOLが悪いのかライオンズのDLがいいのかちょっとわかりませんが、相対的に力が劣っているように見えます。
とはいえディフェンスが奮起し、ライオンズオフェンスを0点でおさえつつ、FG2本で6点。
とくにアレンの活躍はめざましい。またサックを決めました。
ロビソンも3rdからサックを決めるいい働き。バイキングスのDEにはほんとタレントが多い。スタッフォードも第2クオーター中盤までいいところがありません。
そしてハーヴィンが爆走して39ヤード稼いでからの、地味にファーストダウンをとるカイル・ルドルフくん。地味にいかすぜ。
からのピーターソンがふつうにラッシュでTD。うーん、例によって前半はいいんだよな。
その裏もディフェンスはアブドゥラがパスを邪魔したり、ロビソンとアレンがスタッフォードにプレッシャーをかけてパスをあせらせたりで内容が良い。
前半残り2分を切ってライオンズのシリーズがスタート。ここでもアレンがサック! ファンブルを誘うもののボールはライオンズのOLがキープ。
アレン、ちょっとキレすぎですね。
で、パント蹴らせて、そのリターンでシェレルスが敵陣25ヤードほどまで猛進!
ほんとスペシャルチームの申し子かよ。さっきも相手リターンの出鼻をうまいことタックルで阻んだし。
フラッグが出てたのでなんかやっちゃったかなと思ったら、相手のほうがフェイスマスクやっちゃってた。
というわけでいきなり敵陣13ヤード。チャンスやね。
タイムアウトを使わずばたばたと3rdまで進み、最後はCがスナップしくじって転がったボールを拾いつつポケットから逃げ出たマクナブがどうしようもなくなって投げたパスでシアンコがTD。
まあ結果オーライっすかね。そのまま第2クオーター終了。
さて、前半は20-0で大幅リードという展開になりました。
うん。
うん……。
うーん……………………………………。
まあリードしてるにこしたこたないですよね。ええ。
対ライオンズの連勝記録を伸ばしちゃうかな。ハハハ。
後半。DETのリターン。
CBグリフィンはなんで右腕だけ長袖なの? うまくパスをカット。
最初のシリーズはパントを蹴らせることに成功。
その裏はイリーガルシフトとかやっちゃってパント。
しかしこの試合の主審、なんかジェスチャーとか小さいしもっとはっきりしゃべってほしい。っていうか非ネイティブのわたしにわかりにくい。
ちなみに2017シーズンから現地実況でNFLを見て、現地ニュースをTwitterでチェックしてるうちに、微妙に英語に強くなってきた気はする。気のせいかもしらんけど。
で次のシリーズ、スタッフォードのロングパスが決まってTD。うーん、これはQBとWRがうまかった。
キックも決まって20-7。
その裏、イリーガルフォーメーションやっちゃったりサックされたりですぐにパント。距離が稼げず、リターンがちょっと走って50ヤードラインに。
ここでグリフィンがフェイスマスクの反則。
ギリギリ10ヤードのパスが通ったりしてだらだら進まれる。嫌な感じだ……。
と思ってたら次のダウンでスパーンと中央をパスが通って残り4ヤード。
からの2ndダウンでロビソンがサック! アレンとロビソンはいいなあ!! (グリッフェンはさっきオフサイドしてた)
14ヤードまで後退させ、3rdダウンもあっさり止める。
FG成功。20-10。まあ、まだ点差はあります。
裏の攻撃、ピーターソンががんがん進み、マクナブもがんばる。
ハーヴィンが捕球失敗。いまのインターフェレンスじゃねえの? 知らんけど。
結局パント。そのときライオンズに反則があったんだけど、なんか主審がタラタラしてなかなか判断出さないし、ほんとなんなの?
その攻撃、ヘンダーソンがうまく防ぎます。一貫して守備の要だなあ。
と思ったら20ヤードほどのパスがストーンと通る。ソレをきっかけにしたようにスクリーンプレイでライオンズのベストがガンガン走ってレッドゾーン残り5ヤード。そこで第3クオーター終了。
嫌な予感がし始めてきたところで1stダウンからサクーッとTDパスを決められる……。
キックも決まって20-17。
……まバパ?(”またバイキングスのあのパターンか?”の略)
次のリターンはボーカーが激走、自陣エンドゾーンから敵陣47ヤードまで持って行きます。
ランでピーターソンががんばるものの、がんばりすぎて相手の顔を押してしまい、ペナルティを取られる。なんだかなあ……。
次のプレイではハーヴィンがナイスラン。1st&20からイッキにファーストダウン更新。いいですね。今日は活躍です。
そのあと敵陣25ヤードまで進むものの、パスがつながらずランも不発と来て4th&1。
ここでHCフレイジャーさん、ギャンブルに出ます。で、ラッシュ失敗。
あっ…(察し)
ここでライオンズ、粘り強いオフェンスを見せ、なんども3rdからコンバージョンしてくる。逆に言えば、1回でも4thに追い込めればいいんですが、どうもそこらへんのディフェンスの勝負強さみたいなものが足りない。
けっしてサクサクドカンと進んでいるわけではないんですが、3rdダウンになるとギリギリコンバージョンしてくるオフェンスは嫌らしいもので、ディフェンスも疲れるしフラストレーションが溜まります。ここを凌げるかどうかなんでしょうけど。
逆に言うと、このライオンズオフェンスは、わたしにはよく見えます。なんとなく2017シーズン中盤のバイキングスオフェンスに似ている気がする。たぶん。
自陣25ヤードまで進まれたところでなんとか3rdで止め、FGへ。成功。20-20。
……まバパ!!!(”またバイキングスのこのパターンじゃねえか!!”の略)
その裏。まったく良いところなく、マクナブのいいかげんなパスで三凡。
残り4分20秒でパント。……まあ自陣14ヤード4th&14だからしょうがないけど。
リターンは50ヤード付近で取ってちょっとこっちに食い込む。
んで、試合内容には関係ないんですが、ここでなぜかゲームパスの動画、2分くらい時間が飛んで20-23で負けてるんですけど……。
なんだよ!!!!! FG決められたのかよ!!
まあともかく残り2分、ルドルフくんの奮闘もあって進み、KロングウェルがFG成功、同点。よし。
そしてOTへ。
オーバータイムはVゴールっていうか、先に点取ったほうが勝ちなんですね。
で、コイントスでライオンズがリターンになって、だらだら進んでアッサリFG。
……開幕3連敗。
23-26。勝ちきれなかった試合だった。過去2試合よりは明らかに後半の内容は良くなっていたものの、粘れなかったな……。
ここの勝負の綾みたいなものが勝ち負けなんだよなあ。
次回第4週はそのライオンズにボロ負けしたチーフスのホームへ。1勝できるでしょうか。
で、試合決まっても動画の時間残ってたんで何かと思ったら、さっき飛ばされた時間の動画だった。
……え、これなんなの? わたしの環境のせい?
正直、ゲームパスのシステムが一番ギモンだ。