2011WEEK6 MIN@CHI
なんだか久しぶりの更新になってしまいました。
第6週、前週やっと勝利を得たバイキングスはシカゴに乗り込みます。
相手はGEZAN……もといシカゴ・ベアーズです。
GEZAN BEARSはTOJIN BATTLE ROYALのハタナイ総裁のソロアルバム「S.O.S.A.I」の4曲目、マキトヨヒコの下山事件を熱く歌い上げた曲でしたね!
1990年2月、ハタナイ総裁率いる遊び仲間「ラベル・オーロラ」がツアーで行った北志賀竜王スキー場で、スキー未経験のマキが麓まで滑り下りることができず、スキーの板を外して肩に担いでゲレンデを歩いて下山するという珍事件があった。
S.O.S.A.Iも名盤ですが、TOJIN初心者はまずD.O.H.C.を聴くのが良いでしょう。
- アーティスト: TOJIN BATTLE ROYAL
- 出版社/メーカー: TOJIN RECORDS
- 発売日: 2012/06/13
- メディア: CD
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博多は唐人町から繰り出される内輪ネタと昭和プロレスネタと金八先生ネタとマキトヨヒコの包茎ネタを聴けば、日本語ラップ観が変わることは間違いないでしょう。
なんでTOJIN BATTLE ROYALの話をしているかというと、この試合があんまりだったからなんですが……。
まず結論から言うと、10-39で負けています。
内容を見ても、はっきり言って褒めるところがない。
パスオフェンスがしけているのはこのシーズンが始まってから変わらないんですが、このシーズンでよかった部分がすべてなかったのがこの試合でした。つまりディフェンスラインとかスペシャルチームとかラッシュ攻撃が不発でした。
まずラッシュが壊滅的。ピーターソンはそれでもいままでの試合では稼ぎ頭だったんですが、この日は39ヤード。ラッシュ全体が53ヤードという不調。
いまいちOLと噛み合っていない印象です。前週はあんなによかったのに。
そしてそのOLですが、第1クオーター7分で人。
バイキングスのラインマンがセイフティー取られるとか……。
このプレイについてはもちろんマクナブも悪いわけですが、はっきり言ってマクナブのパスが壊滅的だってのは首脳陣も当然踏まえていて然るべきで、であるならば何らかの対策を講じなければならなかったはずです。
これは明らかに怠慢が生んだミスでしょう。そしてバイキングスはこういうケチがつくプレイがあると、その瞬間から攻守両面どんどん崩れていく。
さらにキックチーム。わたしはこのシーズンのスペシャルチームを信頼できると思っていたんですが、第3クオーターにこの試合唯一のバイキングスのタッチダウンをピーターソンが決めた直後のキックをリターンタッチダウンされてしまいます。
これはよくなかった。これだけをもってスペシャルチームの評価を決めるのは早計ですが、こういう勝負所をきっちりいけないところがやっぱりバイキングスの弱点なんですよ。
だらだらっと点を取られる展開が多いんですね。これは見ていてもストレスが溜まるところ。そこをかっちり切り替えられないんだなあ。
HCフレイジャーさんがどういう考えを持って2011シーズンの舵取りをしていこうと思っているのかはいまいちわかりませんが、前週勝ったことがいかされていないと感じてしまいます。
DLはラインマンは奮闘しますが、この日はRBに突破されるのが多く見られました。
わたしが2011シーズン唯一の心の支えとしているアレンもサックが1つだけ(それでもすごいですが)。がんばって活躍しますが、1stを止めても2nd、3rdで更新されてしまう展開。
どうも裏を搔かれているような印象。思い出したくもないフィラデルフィアの悲劇を思い出します。終始がんばっていたのはE.ヘンダーソンかな。
バックスははっきり言ってダメ。パスコースなどで振り切られまくりです。
パス攻撃については、ハーヴィンだけが気を吐く展開。この試合では稼ぎ頭で、78ヤード。
先発はマクナブでしたが、ちょろっとウェブも投げました。1ヤードもとれなかったけど。
で、第4クオーターからポンダーが登板。
Twitterでどなたかが言及しておられましたが、たしかにキーナムに似ている。
パスラッシュに強いところとか……。
ただ、いかんせんパスの正確性に欠く印象です。(キーナムのロングパスが精確すぎるのかもしれませんが)
ともあれ、マクナブよりはよほどましといったところで、第4クオーターだけで99ヤード稼ぎました。
というわけで、今週は詳しく試合を見ていく感じにはしませんでした。
あまりにあまりな内容なので、ネタにもならんわい!!
1勝5敗となったシーズン、今後はポンダーが中心となって勝っていけるでしょうか。
次週はホームでのパッカーズ戦。缶蹴り成るか。