バイキングスの時間だ!!

ミネソタ・バイキングスを応援していく記録のブログ。オフシーズン中は過去試合のレビューをしています。

"HISTORY OF THE MINNESOTA VIKINGS"を観る(その2)

 kavanaka.hatenablog.com

 

さて、バイキングスの歴史を振り返る"HISTORY OF THE MINNESOTA VIKINGS"ディスク1の続きを見ていきます。
 
77年。RBリッキー・ヤング(1953-)が加入してRBタンデム体制に。
ドラフトではトミー・クラマー(QB,1955-)を全体27位で獲得、ターケントンの後釜となる。
 
80年12月14日、ブラウンズをホームで迎え撃ったバイキングスは、ラスト5秒敵陣46ヤードからクラマーの劇的ヘイルメアリーパスで勝利し、プレイオフ出場を決めた。元祖ミネアポリス・ミラクルかな。(と思ったら当時のメトロポリタン・スタジアムはブルーミントンにあったそうなので、ブルーミントン・ミラクルですね)
が、ディビジョナルでイーグルスに16-31で負け、イーグルススーパーボウルに出たと。(うッ記憶が)
 
82年にスタジアムはミネアポリスメトロドームになりました。ドーム球場なので、雪に悩まされずに済むようになりました(フラグ)。新しいドームでプレイオフに進出。ファルコンズを降しましたがチャンピオンシップでレッドスキンズに敗退。これがバド・グラントがプレイオフで戦った最後の由。
 
84年、バド・グラントが引退。レス・シュテッケル(1946-)が指揮を取り、3勝13敗というシーズンに(レギュラーシーズン16試合制下でチーム史上ワーストタイ。ちな2011)。
んで85年、バド・グラント復帰。シーズン1戦目が前年SB獲ったモンタナ率いる49ersで、勝利。シーズンは7勝9敗で終わり、今度こそ本当にバド・グラント時代が終わります。
18シーズン。偉大な指導者でした。
 
86シーズンから采配を取ったのはジェリー・バーンズ(1927-)。アイオワ大HCを経ての抜擢でした。在任は91シーズンまで。トミー・クラマーも脂が乗っておりリーグ1位のパサー・レーティングをマークしたり。このころSBとったベアーズを蹴散らしたり。
 
87シーズンはプレイオフへ。ワイルドカードセインツ戦。なんか見たことありますね。44-10で勝利。
ディビジョナルで49ersを降して、チャンピオンシップでレッドスキンズに敗退。この時期のナイナーズに勝ってるんですね。
ディフェンスにもクリス・ドールマン(DE,1961-2020)などのスター選手が輩出。ディフェンスに定評があるバイキングスの伝統ですね。
 
90年代に入り、ジェリー・バーンズがHCを勇退。シーズン52勝43敗、PS3勝3敗でした。
92シーズンから指揮を取ったのはデニス・グリーン(1949-2016)。2001年まで10シーズンの政権となります。
この間、1位を取ったり4位を取ったりしてますが(この時期はバッカニアーズもいて地区5チーム)、10シーズン中8シーズンプレイオフに出てるんですね(1-5だけど)。中興の祖と言ってもいいかもしれません。ゲータレード・シャワーはいつ見ても寒そう(暑い時季にはやらんしね)。
ちなみにこの頃、GBにブレット・ファーブ(QB,1969-)が入っています(布石)。
 
94年、QBウォーレン・ムーン(1956-)がオイラーズから加入。どうも、ベテラン加入で成功するジンクスがあるんでしょうか。もうレジェンドともなっているクリス・カーター(WR,1965-)と組んでTDを量産。
 
98年ドラフト21位指名、いよいよランディ・モス(1977-)の登場です。クリス・カーターがその指導にあたったことが語られます。
 
クリス・カーター「少しワークアウトをやったあとに、デニス・グリーンを呼んで言ったよ。彼は私が今まで見たことがないような、信じがたい運動能力を持っていると」
 
結局98シーズンはQBランドル・カニンガム(QB,1963-)がランディ・モスとクリス・カーターにパスを投げまくり、15勝1敗、シーズン得点556点(試合数で割ると平均34.75点)。あまりに恐ろしいオフェンスです。
レイオフはディビジョナルでカーディナルスにOTで負け。
 
ランディ・モスが準備万端整ったところで、いよいよあのQBが登場します。
といったところで、今回はここまで。